ICT教育

ICTを活用した効率的・発展的な学習環境

本校では全国に先駆けてタブレット端末を導入し、十余年が経過しました。その間でソフトウエアやハードウエアは劇的に進化しましたが、変わらず伝え続けているのは「Good Userになろう」ということです。何かを調べたり、視聴したりするだけではなく、学んだことを思い思いの表現方法で創りだし、誰かに伝える経験を数多く積むことにより、自己肯定感や表現力の育成につとめています。

ICT活用

  • 1人1台タブレット端末を導入

    本校では入学時に1人1台のタブレット端末をご購入いただきます。学校生活のあらゆる場面で活用するとともに、実社会でおこる色々な事象を題材として、「自分だったらどうするか」を考える機会を設けています。

  • 何かを創り、伝える喜び

    タブレット端末は必要な情報を得るだけの道具ではありません。自ら学んだことを、自分なりに表現し、発表する機会を設けています。

  • 時間と距離を縮めてくれる

    インターネットは時間と距離を縮めるのに大いに役立ちます。タブレット端末があれば、授業で出た意見を即座に共有して、すぐにその意見を分類したり差異を見つけたりして、授業を対話的に進めることが可能になります。また、学習時間を毎日入力してデータを蓄積することで、より精緻な学習アドバイスをすることが可能となります。

タブレット活用例

  • 英語:オンライン英会話

    1対1でフィリピンの先生方とスピーキング練習をします。英検面接試験を想定した練習では、テーマに関して自分の意見を明らかにし、論理的に理由を述べるスピーキング力を鍛えています。

  • 音楽:音楽制作アプリ

    音楽制作アプリを使って自分だけのオリジナル音源を作成します。例えば駅の発車メロディーを作るなど、作曲の楽しさや達成感を味わうと同時に、基本的な音楽の構造を学ぶことができます。

  • 体育:跳び箱の飛び方

    跳び箱の実技を2人1組で撮影し、自分の体の動きを客観的に洞察し、改善する取り組みを行っています。これまで感覚的なものとして捉えていた体育での授業を理論的に捉えられるようになります。

  • 理科:解説動画作成

    理科の授業では動画制作アプリを使って実験結果の解説動画を作るなどして、何かを伝えることの楽しさと難しさを経験する機会を設けています。