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高校

2022.06.02

高2

Today’s Johoku Vol.43  高2家庭科

【高齢者疑似体験・車椅子の介助体験】

前回の授業で、高齢者の心身の変化についてグループで調べ学習をし、発表を行いました。

(視力・聴力・嗅覚・味覚・筋力・皮膚感覚・骨粗鬆症・白内障・肺炎・認知症について)

老化によってどのようなことが不便になるのか、調べるだけではわからない部分を体験することによって学ぶ機会を設けました。

高齢者疑似体験を行った生徒は拘束具や重り、ゴーグルなどを身に着け、階段の上り下りや床に落ちているものを拾ったりすることで高齢者の不自由さを体験しました。特に、視覚の部分での不自由さが生徒にとって一番困ったことで挙げられていました。色の認識、見えないことの怖さなどの感想が多かったです。

車椅子の介助体験を行った生徒は、車椅子の重さを実感し、坂や段差のあるところでの操作の大変さなどを体験しました。生徒の感想では、「介護の大変さが分かった」や「車椅子の操作の難しさ不自由さを実感した」などが多く挙げられました。

次回の授業では、今回体験した内容をロイロノートでまとめ、発表会を行う予定です。卒業論文発表会やプレゼンを意識した発表を考えています。

今回は、時間の都合上どちらか一つの体験しかできなかったため、発表を通してもう片方の体験についても考えてもらうのがねらいです。

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