校長室だより

2026.07.17

令和8年度 第1学期 終業式式辞

 皆さん、おはようございます。早いもので、今日で1学期が終了します。1学期を振り返ってみて皆さんどうでしょうか。このような節目には、自分の歩みを振り返り、必要に応じて修正しながら、次のステージへ進むことが大切になります。皆さん、思い出してみてください。私は、1学期の始業式で、「今一度、原点である建学の精神に立ち返り、自分のありようを見つめ直して生活していきましょう」という話をしました。城北の建学の精神は、「英才教育・道徳教育・錬身教育の徹底」です。英才とは、幅広い知識や教養を身につけよう、道徳とは、他者を思いやる心や善悪を判断する力を養おう、錬身とは、心と体の調和を図ることで困難に打ち勝つ逞しさを身につけよう、ということです。
 まず英才教育についてですが、皆さんは自分なりに精一杯学習に取り組んだと胸を張って言えるでしょうか。考えてみてください。次に道徳教育についてですが、たとえば通学時の電車やバスの中でのマナーはどうだったでしょうか。残念ながら、この1学期も一部の城北生の車内でのマナーについて、ご指摘の電話やメールをいただきました。こうした場面で、生徒同士が互いに声を掛け合い、よりよい行動につなげていくことはできないでしょうか。錬身教育については、部活動などで体を鍛えるということに加え、心を鍛えるということも大事になります。すぐに投げ出したりせず、続けて頑張ることで、自分に自信がつき、強くなっていけると思います。
 ぜひこの節目に、建学の精神に立ち返り、自分自身のありようを振り返ってみてください。そして、賢く、優しく、逞しい、真に頼りになる人間になれるよう、引き続き頑張っていきましょう。それでは、夏休みを迎えるにあたり、三つお願いをしておきます。
 一つ目は、しっかり読書をしてほしいということです。1学期中は何かと忙しかったと思いますが、夏休みには少しまとまった時間が取れるはずです。図書館なども積極的に利用し、最低一冊以上は読み切ってください。
 二つ目は、安全に十分留意して生活するということです。今年も猛暑が予想されていますが、熱中症対策はもちろんのこと、大雨や洪水などの自然災害への備え、さらには突発的な事件・事故への対応についても、日頃から考えておくことが大切です。「自らの命は自ら守る」という意識をしっかりと持っておいてください。
 三つ目は、悩みを一人で抱え込まないということです。いくら錬身教育の徹底と言っても、人は誰でも不安や悩みで心が折れそうになることはあります。そんなときは,決して一人で抱え込まず,周囲の誰か,親,先生,友人,悩み相談ダイヤルなど,どこでもいいので自分が相談しやすいところに相談してください。
 ①しっかり本を読む、②安全には十分留意する、③悩みは誰かに相談する、この三つをお願いしておきます。
 最後に高校3年生。これからの1か月は、自らの夢を実現するうえで重要な期間となります。過去を悔やんでも仕方ありません。焦らず、欲張らず、やるべきことを見極め、決めたことに集中して取り組んでみてください。秋からの追い込みに向けて、この1か月を有効に活用していきましょう。
 それでは、2学期の始業式に、全員が元気な姿で再会できることを心から願い、式辞とします。

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