校長室だより

2018.07.20

平成30年度 1学期終業式 校長あいさつ

 平成30年7月は、私たちにとって生涯忘れることのできない、忘れてはいけない惨劇の年となりました。自然のなすワザとは言え、あまりにも多くの尊い命が失われ、あまりにも多くの人々の生活が奪われ、今なお行方が分からない方々がおられます。国旗・校旗掲揚台の旗が半分しか掲げられていない、これを半旗と言いますが、被災された方には心からのお見舞いと、お亡くなりになった方々へのご冥福をお祈りすることの意思表示として掲げています。

「泣くほどくやしかったら、・・・もっと強くなってみせろ!!!」

 これはワンピースの「いくつかの正義」の中でスモーカーが言った言葉です。圧倒的な強さを誇る彼だからこそ、言えるセリフと紹介されています。悔し涙は人を成長させる薬かも知れない。その悔しさを忘れなければ、いつの日か乗り越える日がやって来るだろう。「もっと強く」というのは、腕力のことだけではない。意志の強さ、努力する力の強さ、頑張れる強さ、人を思う力の強さ・・・いろいろなことを表している、と説明されています。
 さて、今4つの強さを紹介しましたが、特に「努力する強さ」「人を思う強さ」この2つをさらに高めていけば、城北生はもっと信頼され、自らを高めていける力を蓄え、人としても成長できる集団だと思います。
 人を思う力の強さを是非とも高めてください。自ら1学期を振り返り、星雲の夢を胸に秘め、宇宙の科学に眼を拓き、心身をともに錬える城北健男児として、新たな気持ちで2学期を迎えてください。
 期末テストからスタートする異例の新学期となりますが、このことの意味を私もみなさんと一緒に深く受け止め、平成30年1学期を振り返ってみたいと思います。
 暑さも続きます。健康には十分に気をつけて、元気なみなさんと2学期に再会したいと思います。

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