校長室だより

2016.02.01

校長室だより 2月号

      〜 自分にできることを 〜

 

早いもので年が明けてもう1ヶ月が過ぎてしまいました。高校3年生はセンター試験も終わり、二次試験への出願に向けて担任や進路指導の先生方のアドバイスを受けながら、確実な準備を進めているところです。3年生は一つの試験が終わり安堵の面持ちながらも次に来る試験に向かって、自分を戒めるような凜とした顔を見せてくれる人が多いことに頼もしさを感じている次第です。ミュージシャンのSAKURAさんの言葉に「苦しいと感じられるのは、前へ進んでいる証(あかし)だと思って!そこはあなたが本当に居る場所ではないというサインなの。もっとふさわしいところへたどり着く途中なのだから。」という言葉があります。何かしら勇気がわいてくる言葉だと思います。3月には全員が「なすべきことをやり遂げた。」という晴れやかな顔で卒業していくものと確信しています。

高2生から中1生までは3学期のハイライト行事である、マラソン大会が控えています。5日にエディオン・スタジアムをお借りして、公園内を一番長い距離は10キロのコースに挑戦します。自分の持てる力を出し切って、苦しさを堪えて頑張る生徒たちから毎年感動と勇気をもらっています。持久走という言葉が表すように、自分の力をどこまで出し切れるか、早い人もいれば走るのが苦手な人もいます。大切なことは、自分にできることをやりきる、ということだと思います。今年もさわやかな汗をかきながら、懸命に疾走する生徒たちを心から応援したいと思います。

 

平成28年2月  校長 岩本 光彦

 

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