校長室だより

2015.04.13

校長室だより 4月号

    〜 新しい年度のスタートにあたって 〜

 

新しい年度が始まりました。校門の桜も新しい中学1年生、高校1年生を待ちかねたように、何ともいえないあの淡いピンク色の花びらを,目にも鮮やかなグリーンの葉に変えて入学を祝ってくれました。まさに春爛漫ということばがすべてを語っているかのような4月です。

私は4月1日に校長として辞令をいただき、これまでの3年間とは違った意味で責任の重みを感じながら始業式、入学式に臨みました。特に入学式で新入生に向かって話したガンジーの言葉は、自分にとっても極めて大切な「教え」として心に留めて置こうという決意のもと、みなさんに紹介した次第です。

56年目を歩む本校にあって、今年度の「教育経営計画」の中に、本校が育てたいとする生徒像を盛り込みました。それは、

「グローバル・マインドを持ち、さわやかな挨拶ができ、真剣に学びに向い、部活動も学校行事も頑張る生徒」

これが広島城北中・高等学校において育てていきたい、育って欲しい健男児です。全教職員とも確認を同じくして、こうした生徒が育つ教育環境の創造に向けて日々の教育活動を展開することを確認した次第です。

先日さっそく高校1年生対象の講話を依頼され、「ハチも羽を忘れる」というスズメバチの研究者である、伊澤裕一郎さんのお話を紹介してエールを送りました。内容は次のようなお話です。スズメバチの日常生活で分からないことがいくつかある例を挙げています。

 

○ 巣に帰ってきた働きバチが何かにつまずいて転んでしまうことがあるが、彼らは仰向けになったままでジタバタもがいて必死に起き上がろうとする。ようやく落ち葉などの手がかりをつかんで「やっとの思い」で起き上がる。

○ また、巣の中のゴミを働きバチが外へ運び出して捨てようとした瞬間、誤って自分もゴミと一緒に転げ出すことがある。そんなときにも羽を役立てることもなく、崖の一番下までゴミと一緒に転げ落ちてしまう。先生は、ハチがまるで羽を持っていることを忘れているように思ってしまう、と語っておられます。

 

中学生、高校生の持つ羽の大きさには差があるかも知れませんが、みんな、それぞれ羽を持っていると思います。いつ、どこで、どんな場面で羽を使うのか、教職員も一緒になって有意義な羽の使い方を学ぶ一年となるよう前に進んでまいります。

今年度も本校の教育活動の推進に,ご理解,ご協力を賜りますよう心からお願いして、新年度のご挨拶とさせていただきます。

 

平成27年4月  校長 岩本 光彦

 

一覧に戻る