トピックス

医進

2024.06.10

高3

高2

高1

中3

中2

中1

2024医進AL vol.2

 

マルセル・ジュノー博士の生涯に学ぶ        2024.6.7

 

 

今回のALは、NPO法人モーストの皆様をお招きし、モースト制作のアニメ映画「ジュノー」を視聴しました。毎年この時期に開催し、今年度で4回目となります。

「ヒロシマの恩人」とも言われるマルセル・ジュノー博士は、原爆投下後に初めて広島入りした外国人医師です。ジュノー博士自ら被爆者の治療に当たり、調達した大量の医薬品で数万人の命を救いました。しかしジュノー博士の功績はそれだけではありません。様々な困難や挫折を不屈の精神で乗り越え、愛と勇気をもって行動し、生涯を通じて世界各国の戦争で苦しむ多くの人々を救われました。医師を志す医進コース生にジュノー博士の生涯を知ってもらい、自分のこれからの生き方、目指す医師としての在り方を考えてほしい。そのような思いで企画しているALです。

 

 

視聴後、理事長の津谷静子先生からご講演いただきました。新潟出身の静子先生がどうしてジュノー博士にたどり着いたのか、なぜジュノー博士の映画を作ったのか、ご自分の挫折の体験を交えて説明されました。その上で、周りのせいにせずに挫折や困難に立ち向かうこと、勇気をもって決断し行動することの大切さを話されました。静子先生が映画を観た感想を聞かれると、映画を興味を持ったことなどを発言したり質問したりしました。

 

 

 

最後に、広島県医師会前副会長の津谷隆史先生から、激励の言葉をいただきました。「ジュノー博士は医師だからこのようなことができたのではなく、“心”があるからできたのです。みなさんもこの医進コースで“心”をしっかりと育てたその先に、医師という将来があればよいと思います。立派な医師となれるよう医学部合格を目指してがんばってください。」みんな頷いていました。

 

 

終わりに1期生、2期生も駆けつけ、今回のお礼に2期生が焙煎したコーヒーを渡しました。

 

 

NPO法人モーストの皆様、本当にありがとうございました。

 

一覧に戻る