2023年の9月23日(土)・24日(日)に、第60回広島城北高等学校文化祭「一陽来復」が開催されました。コロナ禍に見舞われたこの数年間、文化祭は制限をかけたり、中止になったりしました。2日間、外部からの制限なく、飲食物販売や中1の合唱、野外ライブまで行ったのは2019年以来となります。生徒会執行部が考えた案を骨子にして、様々な方の協力を得て開催することができました。まだまだ完全復活、そしてさらなる進化をするためには、検討することも多い文化祭でしたが、生徒たちの晴れ晴れとした表情から達成感を得ることもできたのではないかと思います。

　考え抜かれた模擬店はどれも大人気で、予想よりも早く売り切れてしまいました。特にハンバーガーは長蛇の列で、食べたくても食べられないレアアイテムになってしまいました。

　校舎内では、各クラスが考えたゲームコーナーや怖すぎるお化け屋敷で、来場者を楽しませていました。文化部の発表では、日々の活動の中で作られた渾身の作品が展示されました。屋外ではこの日のために練習してきた有志のバンドや漫才が、体育館では吹奏楽のコンサートや中学1年生による合唱が、会場を盛り上げてくれました。

文化祭を終えて　…高校生徒会長　佐藤　蓮太郎

「今年の文化祭では生徒が充実できるように、模擬店の復活や丸2日間開催を実現しました。その結果、校舎の中も外も常に賑やかで、一般のお客様も笑顔で楽しんでくださっていたので、我々生徒会はとても満足しています。広島城北文化祭の長い歴史の1ページに刻むにふさわしい文化祭ができて良かったです。」

 

　今回は準備段階からPTA役員の方々にもたくさん協力していただき、多くの保護者や地域の方からも広告協賛という形で厚いご支援を賜ることができました。また駐車場を設置しなかったにもかかわらず、遠方からもたくさんの方々に足を運んでいただきました。皆様本当にありがとうございました。