ウズラの解剖（解剖用メスを使う練習）        2023.8.30

 

 

今回の理科ALは「ウズラの解剖」。中学１年から３年までの全員で行いました。今回の目標は、ウズラの体のつくりを調べ、理解すること。骨を取り出すために解剖用のメスを使用するので、メスの扱いに慣れることも目的としています。

 

 

生き物を扱うこと、そして扱いに不慣れな解剖用メスを使用するので、まずは作業手順をしっかり確認します。

 

 

解剖図の資料を見つつ、メスを使って腹側から開き、最初に臓器を取り出します。脳、心臓、消化器官などが観察でき、鳥類特有の砂嚢も観察できました。

 

 

続いて、肢、翼を切り離し、肉を取り除いて四肢の骨格を取り出します。みんな上手に肉を骨からはがすことができました。

 

 

今回の解剖では、生物の体のつくりを学ぶとともに、解剖の技術を学ぶことができました。

メスの刃はどこが最もよく切れる場所なのか？どのくらいの力で切るべきなのか？

最後に、実際の医療現場では手術を長時間集中して作業しなければならないことなど、医療に関する話もしていただきました。

今回の経験を今後の実験に生かしましょう。