ありがとうカープ号貸し切り列車の旅

　少し掲載が遅くなりましたが、3月19日に高校生徒会執行部は、卒業した3年生も含めて16名、庄原に向けて旅立ちました。さかのぼること2021年の秋、当時の生徒会長の発案で、募金活動を行いました。芸備線存続のため企画されていた「カープ号」の誕生を後押しするための募金でした。この時から、「カープ号を走らす会」の方々はどうしても生徒会執行部を庄原に招待したいとおっしゃっていただいていました。

　三次で貸し切りのカープ号に乗った生徒会一行は、庄原では地元高校のブラスバンド部や、豚汁の炊き出しの歓待を受けました。その後は、芸備線存続のためにさらに新しいアイディアについて、地元の高校と意見交換会もしました。いずれも堂々とした発表ぶりでしたし、また同行していた新聞社やテレビ局の取材にもよく答え、率先してごみを集めるなどの行動も見られました。この辺はさすが城北生だなと思わせてくれました。

　備後落合まで行って戻ってくる旅程でしたが、沿線の景色や名所をガイドされながら、芸備線の旅を満喫しました。車窓からの景色はきれいで、乗っている時間を感じさせないものでした。桜や紅葉の時期に乗るとさらに楽しめそうです。また行く先々で出会った人々の温かさに触れ、この地域を支える芸備線がこれからも元気に走ってほしい気持ちになりました。また何か地域に貢献できることがあれば、取り組んでいきたいと思います。

 

これに関して、生徒会執行部と放送部がまとめた短編ムービーを後日発表する予定です。乞うご期待ください。