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2023.01.06

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12月21・22日 早稲田大学・国際基督教大学キャンパス見学会について

去る12月21・22日に高1・2生徒13名を引率して、コロナ禍において実に3年ぶりに早稲田大学を訪問しました。その様子をご報告します。

12月21日(水)の朝、広島駅に集合の後、新幹線にて東京に向かいました。事前には天候が心配されていましたが、美しい晴天となり、道中富士山もきれいに見ることができました。昼食を車内でとり東京駅到着後、すぐにチャーターしたバスに乗り換えて三鷹市にある「国際基督教大学」に向かいました。今回、以前の早稲田大学キャンパスツアーとは違って、初日の午後が活用できたため、また11月に国際基督教大学の池ノ内先生に高1対象の講演会を実施いただいた縁もあり、早稲田大学と並ぶ名門大学の一つである国際基督教大学にも訪問することができました。「主体的な学び」を重視される大学の学びもさることながら、その学びを支える自由で広大な開かれた雰囲気のキャンパスは予想していた以上に素晴らしいものでした。池ノ内先生から11月の講演に続く形で「自分の考えを持つことの重要性(agree and disagree)」とクリスマスにちなんだ「advent(多面的な繋がりを持つこと)」について講演いただきました。また、帰りかけたところで急遽呼び止められ、何事かと思うと、予定外ではありましたがまさしくadventを体現するかの如く、国際基督教大学高校の生徒による「キャロリング」を聞かせていただきました。シーズンともマッチした非常に貴重な体験ができました。
国際基督教大学から池袋のホテルに移動し、今度は早稲田大学在籍中の本校OB2人との座談会を行いました。昨年まで本校に在籍していた2人はこちらがお願いした以上に色々と話のネタを準備してきてくれて、大学での生活から受験生としての経験談、また高校在学中の思い出話など、後輩との時間が楽しいものになるように様々な工夫をしてくれました。生徒の様子を見ておりましても大変有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。参加してくれたOB2人には大変感謝です。
翌22日、朝から早稲田キャンパスを訪問し、午前中は「こうはいナビ」に参加いたしました。大学生5名によるパネルディスカッションを中心として「文理選択」や「受験生としての生活」や「大学での学び」など丁寧にご説明いただきました。また実際に時間割作成作業をすることで、大学生を疑似体験することもできました。直接大学生に質問したり、話をしたりする時間もあり、刺激の多い時間となりました。午後は理系が西早稲田キャンパス、文系が早稲田キャンパスでキャンパスツアーに参加しました。西早稲田キャンパスでは通常見られない貴重な機器等も見せていただく機会があり、こちらも大変興味深いものでした。早稲田キャンパスでもキャンパスの中をガイドの大学生の軽妙なトークで楽しく見学させていただきました。こういった施設設備の素晴らしさも伺えたわけですが、何より素晴らしかったのは、こうはいナビやキャンパスツアーに帯同してくれた歳の近い大学生の自立した大人としての姿でした。この点、特に生徒たちに強調したわけですが、まず人として大人として自立することが何よりも自分が目標とする大学に近づくことになるということです。これを理解することができたのが一番ではないかと思います。このような貴重な機会を与えてくださった早稲田大学・国際基督教大学の教務関係者の皆様、大学生の皆様には大変感謝しております。
全てのスケジュールを無事消化したのち、広島に帰った頃には外が雪で白くなりかけていました。冬休みを迎え、3学期になるまでにまだ時間がありますが今回の経験を忘れることなく、これからの学校生活に活かしてほしいと願っています。
末筆になりますが、コロナ治らぬこの時期にご子息を遠方までやることにご同意いただいた上、遅い時間に駅まで迎えに来ていただいた保護者の皆様に御礼申し上げますとともに、引き続き本校の進路活動にご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。

    

(文責 進路指導部 下木義和)

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