割りばしの乾留　2022.4.26

中１医進コースは、入学後初めてドクターコートに袖を通して理科ALに臨みました。

理科の授業で「ガスバーナーの使い方」と「燃焼」について学んだこともあり、その両方の内容を確認できる「割りばしの乾留（蒸し焼き）」を行いました。

実験器具を準備したり、実験装置を組み立てたりするのも全部自分たちで行いました。もちろん、ガスバーナーに火をつけることもバッチリ（？）でした。

 

数分後、割りばしが真っ黒になりました。これが実験室でつくることのできる（木）炭です。

「燃焼は、物質が酸素と結びついて光や熱を出す現象だけど…これはちがう！」。授業で学んだことと今回実験したことを比較して、酸素のない条件で割りばしを加熱して炭ができたことを理解することができていました。この実験では炭以外にも、木タール、木酢液、木ガスと呼ばれる成分が出てくるのですが、それらを知っていた生徒もおり、何とも頼もしい限りでした。