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2021.06.14
Today’s JOHOKU vol.200
今回は、本年度から新たに始動した異学年での学習プログラム「FLIP」についてご紹介します。
FLIPは”Frontier Leadership for Innovation and Peace”の略称で、「フリップ」とよんでいます。その体験講座に、たくさんの生徒が集まってくれました。
FLIP の目的は次世代を生きる生徒たちに必要な「リーダーシップ」を育むことです。このプログラムでは、以下の2つの学習テーマをとおして、異学年生徒の交流をベースとしたリーダーシップ育成プログラムを提供します。
1 プログラミングチーム
レゴⓇとプログラミングを組み合わせた教材「レゴⓇ スパイクプライム™」を卒業生より寄贈して頂きました。中学校の技術・家庭科や、高等学校の情報科でも教材として用いますが、課外活動でも活用します。FLIPの活動では、プログラミングという活動をとおして、リーダーシップやコミュニケーション能力を育むことを目的としています。また、プログラミングをグループ活動で学習しますが、グループは必ず異学年の生徒と組むようにしています。上級生が旗を振って先導する形態ではなく、「チーム全員がリーダーシップを発揮する方が成果が出る」という信念のもとで活動していきます。
2 SDGsチーム
すべての人々にとってよりよい世界を作るために国連総会で定められたSDGs(持続可能な開発目標)。
「世界」と聞くと、一見「自分には関係のない」ことと思いがちではないでしょうか。
そこでFLIPでは,カードゲームや学校外の人々との交流を通して「学びを楽しむ」ことに主眼を置きながら,SDGsを「自分ごと」として捉える,そんな学びを展開します。未来の社会を「想像」し「創造」する無限の可能性を秘めた人材の育成を目指します。
いずれのチームも、文化祭等のイベントや学外の方向けのイベントにおいて学習内容を報告する予定です。