中学
2020.10.27
中3
Today’s JOHOKU vol.110
中学校3年生の道徳の様子をお伝えしようと思います。
『強く生きていくために』というタイトルで、画家三橋節子さんのお話を読みました。
33歳で鎖骨腫瘍を患い、利き手の右腕を切断しなければならなくなります。
たとえ手術に成功しても、その後数年しか生きられないという残酷な運命です。
「右手はなくなっても、おれの手と合わせて三本あるじゃないか」夫の支えもあり、節子さんは左手で絵を描く決心をします。
「ありがとう、幸せやった。」感謝の言葉を残して亡くなった節子さんの最期を読み、目に涙を浮かべる生徒もいました。
絶筆となった「余呉の天女」の絵を見た生徒の感想です。
「自分はどう生きるのか」、
「最期に感謝できる人間になれるのか」
そういったことを考えさせられる教材でした。