高校
2020.09.18
高3
高2
Today’s JOHOKU vol.90
高2の生徒たちは、「コース選択ならびに履修科目選択予備調査」用紙を提出し、大学入試に向けて決意を新たにしています。
コース選択用紙を提出したばかりの今日、進路ロング・ホームルームでは、松井副校長先生、進路担当の下木先生からメッセージを届けました。
松井副校長先生のお話は、
「大学入試は天才を競うプロセスではない、凡庸さが非凡に変わる貴重な時である」という言葉から始まりました。
「そんなに成績が伸びていないと自信を無くしかけている人も、今日から実践をはじめ行動を起こすと意識が変わっていきます。意識が実践を変えるのではなく、行動が意識を変えていくのですよ。」
また、成功の秘訣を3つ教えていただきました。
「その1、時間。その2、逆算力。その3、成功するまでやめないこと。一日も早く目標を想定し、そこから現在までさかのぼって、今何をすべきか判断して行動する、そしてそれを続けていくことです。なかなか簡単にはできないことだけれど、まず今日から実践をしてみてください。」
副校長先生が尊敬しておられる大村はまさんの言葉も紹介していただきました。
「ひたすらな心 ひたすらに励む」
今はできるできないを
気にしすぎて
持っているものが
出し切れていないのではないか
授かっているものが
生かし切れていないのではないか
「もし自分の持っている力を出し切ったら、その力は倍になって還ってきますからね、本気を出しましょう。」副校長先生の力強い声が各教室に響きました。
下木先生からは、「今月に入って、英語を基礎からやり直しみないかと呼びかけたら、20人以上の人が毎日7時半過ぎに学校に来てくれています。
そのような呼びかけに対して応えてくれる学年になってほしいと願ってずっと皆さんと接してきました。嬉しいことです。
自分に伸びしろがあるとすれば、それは、時間をどう使うかですね。」というメッセージをいただきました。
最後に学年主任の岩井先生が、
「きょう聞いたことを皆が実行に移していけるように、副校長先生がたくさんの燃料を注いでくださいました。高2の先生方はみんなに期待しているし、私たちはずっとみんなに寄り添って支援していきます。来たるべき勝負の時に備えて一致団結して歩んでいきましょう。」と励ましのエールを送りました。
ロングホームルームの後に、何人かの生徒に話を聞いてみました。
「お話を聞いて感動しました。家に帰ったらすぐにノブレス・オブリージュという言葉の意味を調べようと思います。」
「自分にも授かった力や社会に貢献できる何かがあるかもしれない、と少し考えました。」
「今まで先生方からいろいろなことを言われても、自分は何もしてこなかった。今は、帰ってからまずやってみようと気持ちになっています。」
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続いて、高3の放課後の一風景です。
大学入試に向けた学習や進路について、さまざまな相談をしに生徒がやってきます。
先生は熱心に話を聞きアドバイスをしています。教室で自習をしている生徒も多くいますが、職員室前のコミュニティースペースでも、黙々と自習をし、頑張っている生徒が日常的にいます。