2026.04.08
高等学校第64回・中学校第66回 入学式 校長式辞
春を象徴する桜の花も満開となり、春の息吹を感じる今日の良き日、PTA会長 吉田信孝 様をはじめ 多くの来賓の皆様の御臨席を賜り、ここに令和8年度 広島城北中学校第66回・広島城北高等学校第64回 入学式を厳粛かつ盛大に挙行できますことは、この上ない喜びとするところであり、職員を代表し、厚くお礼を申し上げます。
ただいま 入学を許可しました中学校146名、高等学校235名の新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんを心から歓迎いたします。また、これまで 温かくお子様を慈しみ、支えてこられました 保護者の皆様には、心から お祝い申し上げます。新たに 上級学校へ入学されるお子様の 凛々しい姿をご覧になり、保護者の皆様の感慨も ひとしおのことと拝察いたします。
さて、本校は、戦後、経済の成長とともに 教育熱が一段と高まりをみせてきた 昭和36年に設立され、今年で創立65年を迎えます。その間、多くの卒業生を輩出し、現在、各界で活躍する卒業生は、17,000人を超えます。本校の建学の精神は、「英才教育の徹底、道徳教育の徹底、錬身教育の徹底」であります。これら三つの教育は、知育・徳育・体育に通じるものであり、一言でいえば「人間教育」ということができます。
また、校訓は、「学んで厭かず、教えて倦まず」。生徒の飽くなき向上心と 教師の飽くなき教育への情熱とが 互いに響き合い、研鑽し合う「師弟同行(どうぎょう)」の環境が広島城北にはあります。こうした環境下での学びを通して、生徒たちには、建学の精神のめざす「賢く、優しく、逞しい」人間へと成長していってほしいと考えています。これこそが、「城北健男児」のめざす姿であり、社会で真に「頼りにされる人間」ということなのです。
新入生の皆さんは 今日の新たなスタートを迎え、おそらくは これから始まる学校生活への期待と不安が 入り混じった気持ちであろうと思います。そこで、皆さんの新たな学校生活のスタートに当たり、三つのことをお願いしておきます。
一つ目は、「高い志を持つ」ということです。志とは、世のため、人のために 自分は何ができるかを考え、その実現のために 努力を重ねていく姿勢のことです。決して 自分の利益だけを追求するものではありません。国内外とも 状況が目まぐるしく変化し,先を見通すのが 困難な時代であるからこそ、高い志を持って 自らの夢の実現をめざすとともに、そのことを通じて 社会に より善く貢献していかねばなりません。
二つ目は、「学んで厭かず」、貪欲に学び続けてほしい、ということです。学びに向かう原動力の一つは,知的好奇心であります。まずは,自分の得意なことからでよいので,好奇心を持って授業に臨んでください。好奇心の乏しい人にとって 学校の授業は苦痛となるおそれがあります。日々の授業に どのような姿勢で臨むかは、これからの6年間 ないしは3年間を大きく左右します。本校では 大学志望者が大半ですから、知的好奇心を持って授業に臨んでいかなければ,「学び」の継続は期待できません。
三つ目は、「よき友を得る」ということです。中・高等学校時代に得る 最も大きな財産は、やはり一生の友を得ることではないでしょうか。クラスや部活動の仲間、先輩・後輩など、中・高時代に得た人間関係は、一生の財産となります。本校では、核となる授業に加え、学校行事や部活動など、様々な活躍の場を用意して 皆さんをお迎えします。そういった活動に 自ら積極的に飛び込み、仲間と心を一つにして 打ち込む経験を通じて、皆さんが 一生の友を得ることを願っています。
「高い志を持つ」、「学んで厭かず」、「よき友を得る」、この三つをお願いしておきます。
最後に、保護者の皆様におかれましては、お子様の入学に際し、期待とともに いくらかの不安も お持ちのことと存じます。本校教職員は一丸となって、生徒一人ひとりの可能性を最大限に伸ばしていくよう 全力で取り組んでまいる所存ですが、日々の生活の中で、何らかの不安や 心配事が生じましたなら、遠慮なく 学校へご相談ください。生徒の健やかな成長は、学校・家庭・地域が ともに力を合わせて、初めて 実現できると考えております。加えて、本校の教育方針を御理解いただき、とりわけ、お子様の基本的生活習慣の指導につきましては、格別の御協力を賜りますよう お願い申し上げます。
最後になりましたが、本日ご臨席を賜りました来賓の皆様方の御理解と御協力に感謝申し上げますとともに、今後一層の 御支援と御協力をお願い申し上げ、式辞といたします。
令和8年4月7日
学校法人 広島城北学園
広島城北中・高等学校
校長 山垣内 俊行
