校長室だより

2026.04.06

令和8年度 1学期 始業式 校長あいさつ

 皆さん、おはようございます。1学期の始業式を迎え、令和8年度の始まりとなりました。
 このように全員が一堂に会して話をする機会は、年間を通しても数えるほどしかありません。だからこそ本日は、「一期一会」の気持ちを大切にしながら、皆さんにお話ししたいと思います。
 皆さんは広島城北の生徒です。今日は、城北中・高等学校がどのような願いのもとに設立されたのかを改めて振り返りながら、これから私たちがどうあるべきかを、ともに考えたいと思います。

 広島城北は、戦後の高度経済成長期に進学熱が高まる中、昭和36年(1961年)に設立され、今年で創立65年を迎えます。本校の建学の精神は、「英才教育の徹底、道徳教育の徹底、錬身教育の徹底」です。ここでいう「英才」「道徳」「錬身」とは、それぞれ次のような意味を持っています。
 ・「英才」とは、幅広い知識や教養を身につけること。
 ・「道徳」とは、他者を思いやる心や善悪を判断する力を養うこと。
 ・「錬身」とは、心身の調和を保ち、困難に打ち勝つ強さを育むことです。
 そして重要なのは、これらを「徹底」するという点です。中途半端ではなく、徹底して取り組むということです。
現在は、個人や学校にとどまらず、日本、そして世界においても先行きが見通しにくい時代です。だからこそ今一度、原点である建学の精神に立ち返り、私たち教職員も、そして皆さん一人ひとりも、自らの在り方を見つめ直すことが大切であると考えます。

 少し難しい話になりましたので、端的に述べます。教職員は、英才・道徳・錬身の教育を徹底していきます。皆さんは、その学びの中で、賢く、優しく、逞しい人間へと成長していってください。

 ところで皆さんは、城北健男児とは、どんな男か、考えたことがありますか。校歌にも登場しますが、自分の言葉で説明できるでしょうか。
 これも建学の精神に立ち返って考えることができます。すなわち、「英才教育の徹底、道徳教育の徹底、錬身教育の徹底」とは、「城北生たるもの、賢く、優しく、逞しくあれ」という願いにほかなりません。つまり、城北健男児のめざす姿とは、賢く、優しく、そして逞しい人間であり、ひと言で言えば、「真に頼りになる人間」といえるでしょう。

 今の自分はどうでしょうか。友人や先輩・後輩、そして先生方から信頼されているでしょうか。この機会に、ぜひ自らを見つめ直し、今年度の目標を定めてください。
 明日には、新入生が入学してきます。新入生から真に頼りにされる先輩となれるよう、建学の精神を胸に刻み、皆で頑張っていきましょう。

校長 山垣内 俊行

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