校長室だより

2015.03.23

平成26年度修了式 校長あいさつ

 3月1日、高等学校の卒業式があり、228名の先輩たちが学び舎を後にしました。今日はこの後、中学校の卒業式が予定され、平成26年度の幕がおります。
 そして、4月からは新しく中・高校生が入学してきます。今ここにいる皆さんは中・高における先輩の立場になります。改めて城北生としての自覚と責任と誇りを持って新年度を迎えてください。
 先日、本校の卒業生の方で、ある企業の社長さんとお話しする機会がありました。社長さんは「挨拶や礼儀作法は社会人としての『いろは』であり基礎基本です。採用においても最も重視されるポイントです。どの企業もそのような資質を持った人材を探しているのです。」と話していらっしゃいました。
 この1年間、皆さんの振る舞いや行動を見る中で、挨拶、そして今日のような儀式での態度はどこに出しても恥ずかしくないと高く評価しています。私が校長を経験した3つの前任校の生徒たちと比較しても「勝るとも劣らない」と思っています。笑顔での挨拶と儀式での礼儀正しさは城北生の宝物です。これからも城北生の良き伝統のひとつにして守り続けてください。
 最後に、あるコピーライターの言葉をお話しして終わりにします。
 「あなたがくだらないと思っている今日は、昨日亡くなった人が何とかして生きたかった、何としてでも生きたかった今日なんです。」
 4月6日に元気で再会しましょう。
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