校長室だより

2014.08.29

平成26年度 2学期 始業式 校長あいさつ

 こうして元気に再会できた喜びを、何故かいつもより大きく感じています。 先ほど、土砂災害で尊い命を亡くされた方のご冥福を祈り、黙とうの時間を設けました。学校としても、校旗・国旗を半旗にして、当分の間、弔意を表すことにしています。 あの日から10日が経過しました。現場では、流された家、土砂に埋まった家を見て、途方に暮れてるいる人。土砂や瓦礫や流木の取り除き作業で疲労困憊の人。未だわからない身内の安否を気遣う人。土砂災害の恐怖と避難生活のストレスで安眠できない人。そんな被災者の方の心中を思うに心が痛みます。 そういう状況の中で、必死の救援救護活動に当たっておられる警察官、消防署員、自衛隊員の方々とともに、世代を超え、地域を越えて、いろいろな人々の助け合いの輪が広がっている様子に感動しています。 確かに、私たち一人ひとりは無力かもしれません。しかし、お互いが支え合い、助け合えば、大きな力になるような気がします。 そこで、ひとつ提案があります。生徒会執行部を中心にして、城北中・高等学校の生徒や私たち教職員も、是非、この善意の輪に入れてもらい、何をすれば被災された方々に少しでも寄り添うことができるかを考えてみたいのです。是非、君たちの知恵を貸してください。  さて、夏休み中に、南関東を中心にして行われたインターハイに本校からは自転車競技部と少林寺拳法部が出場しました。自転車競技部の岡部祐太君が4km速度競争で第3位、少林寺拳法部が団体演武で第4位に入賞しました。全国レベルでのこの成績は賞賛に値するもので素晴らしいことだと思います。おめでとうございました。 最後に、この2学期、文化祭、高2、中3の修学旅行等の学校行事が予定されています。また、高3は受験が目前に控えています。メリハリのある生活に努めてください。

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