中２理科１分野　電流の正体
セーターを脱いだり，車から降りたりするときにバチっとくる「静電気」。
静電気は，電線を流れる電気とはどう違うのでしょうか？

今回は理科実験のシミュレーションサイト「PhET」を使って見えないものを見えるようにイメージ化したあと，実際に実験をしてみました。一人１台のiPadがあるので，さまざまな実験のシミュレーションを手元で行うことができます。

静電気は，物質どうしをこすり合わせたときに，電気を帯びた粒がはがれることによって生じます。

 

 

実験ではポリ塩化ビニルのパイプとキッチンペーパーをこすりあわせて静電気を発生させました。
その静電気をプラスチックカップで作った簡易コンデンサーにためて，蛍光灯を点灯させてみました。

その後，班で手をつないで，たまった静電気を体に流してみました。これが「電流」です。

普段の生活のなかでは，いやな存在の静電気ですが，何度も歓声（悲鳴？）が響いていました。
まさに体験を通じて学習できた１時間でした。