中学
2021.06.01
中1
Today’s JOHOKU vol.193
本日は、広島城北中・高等学校の校歌を紹介します。
この校歌には、入学から卒業するまでの6年間が凝縮されています。
- 新入生の歌
校舎から見ると、遠くの方に太田川が流れているのが見えます。本校が建っているこの戸坂の丘にも若葉が芽吹き、今年も新入生を迎える春がやってきました。朝日が降り注ぐこの校舎に、今年もたくさんの新入生が入学しました。
- 在校生の歌
豊かな自然に囲まれ、空気が綺麗で空も澄んでいる、その様な山紫水明の地に、本校は建てられました。決してなだらかではない坂を、生徒たちは毎日重い教具を背負いながら通学します。高い志を持つ仲間と学問や部活動を研鑽し、切磋琢磨するために。
- 卒業の歌
様々な授業を通して、ある時は縄文時代の人々の暮らしに思いをめぐらせ、またある時は身近な自然現象や宇宙全体のできごとに目を光らせることもあるでしょう。
6年後、心も体も強くたくましく成長した皆さんが本校を卒業する時に「あぁ、俺は城北に通って本当に良かった!」と誇りを持って、胸を張って卒業して欲しいと願っています。そのために、本校で過ごすかけがえのない日々を大切にしてください。
この校歌に込められた思いを、入学して間もない中1生に説明してから早1か月。遂に各クラス校歌のテストを行いました。
まずは発声練習を行います。全員で歌うときはしっかりと間隔を取り、もちろんマスクも付けて歌います。この後のテストでは、緊張の中でも精一杯の歌声を聴かせてくれました。
その後、歌詞の書き取りのテストを行いました。「あれ、どんな漢字だったっけ…?」と頭を抱えながら一生懸命考えます。返却が楽しみですね。
これから6年間、式典や行事の度に歌うことになるこの校歌。是非、詞に込められた思いを意識して、これからも歌い続けて欲しいと思います。