中学
2020.06.09
中2
Today’s JOHOKU vol.24
火曜日の「Today’s JOHOKU」は中学2年生の様子をお伝えします。
今回は、道徳の「よりよい社会を目指して」という単元です。
身近な環境(家庭や学校、通学路)における監視カメラの役割などを考えたのち、
「もし学校のすべての場所(トイレ以外)に監視カメラがつくとなったら、賛成か反対か」
というテーマで議論しました。
一人一人が自分の意見を色別のふせんに書きこんでいきます。
その意見を「賛成」「反対」に分類しながら共有していきます。
続いて、コロナウイルス流行中に耳にするようになった〝自粛警察〟といわれる行動や発言について考えました。
結果として、国民の多くが自粛せざるを得ない状況になったことから、肯定的な意見も見られましたが、他人の気持ちを考えていないのではないか、やり方が酷いのではないかという否定的な意見の方が多かったように思います。
授業の終わりに「よりよい社会」のために大切なことは何か、というオープンな問いで意見交換しました。
生徒に感想を聞くと、
「監視カメラや自粛警察には人を抑制できる利点があるけれど、それよりも一人ひとりがマナー良く行動することが何よりも大事だと思った。」
「自分には関係ないと思っていたけれど、ほかの人の意見を聞いて、身近な問題だと分かりました。」
「家族やまわりの人のことも考えて責任ある行動をしないといけないと思った。」
などの声がありました。
この問いの答えは無数にあると思います。
ゆくゆくは生徒がそれぞれ考え、行動してよりよい社会のために貢献できる大人になってほしいと思います。
明日は中学3年生の様子をご紹介します。お楽しみに!