校長室だより

2018.06.01

校長室だより 6月号

~梅雨の季節に~

 例年に比べ桜の開花も早く、少しずつ季節が前倒しになっているような気がします。すでに山口県まで梅雨入りとか、広島県も実質は梅雨に入っているようなここ数日の空模様です。
 今年も先生方の授業を見せていただき、授業後にその振り返りや感想を述べ合う「授業見学」がスタートしました。来客や出張があり100%すべての授業を見せてもらうことはできないのですが、副校長・教頭の二人がカバーして、今年は高校の授業から始めました。私が見たのは剣道、美術でありました。3年制(高校から入学)の生徒は、真新しい剣道着を身に付けて、すり足の練習をしていました。胴着を着た生徒たちはみんな凜々しく、新鮮な気持ちで武道というものを感じることができました。
 次の美術ではPCの中にあるフォトレタッチソフトを活用しての、コンピュータグラフィックスの授業でした。鯉昇館の2階にあるDiscovery Roomの一室で様々な写真を合成・加工し、自分のイメージを創り上げていくものでした。最後の作品を見るのがとても楽しみに思いました。
 このフロアーでは間仕切りがない空間が多く、隣ではNative Staff(外国人教師)による、英語で文章を書く際のポイント、私たちが間違いやすい箇所、相手に自分の言いたいことが伝わりやすい英文とは、といったものをプロジェクターに映し出しながら授業を進めていました。具体的な作業や画面に映し出される映像は、ほとんど英語しか使わない先生の指示にも理解を深め、作業が進む、まさに城北英語のロールモデルです。今年度も「A good user of English ,must be a good taker of examination」という英語に対する基本姿勢が育っていることを実感した一日でもありました。

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