学校法人広島城北学園
理事長 中本 弘
広島城北学園は、昭和36年にこの地に呱々の声を上げ、4年後の昭和40年に広島城北幼稚園を開園しました。お陰様をもちまして平成27年に創立50年の節目の年を迎えました。
これもひとえに、広島城北幼稚園の教育活動に期待を寄せていただいた保護者並びに多くの関係者のご理解・ご支援の賜物と深く感謝申し上げる次第です。
また、同時に、これからの50年を見据えて、大切な節目の年であると心新たにしているところでもございます。
さて、学園では、慢性的経済不況や少子化社会による園児数の減少等、幼稚園を取り巻く厳しい社会環境の中で、他園との差別化を図り、広島城北幼稚園のブランドの再構築を図るために、田岡園長の下で新たな視点に立った幼稚園改革を行っているところです。
少子高齢社会が進むにつれて、家族構成が変化し、近所付き合い、連帯意識が薄れると同時に人間関係そのものが希薄になってきていることが、幼児教育に多大な影響を与えているものと危惧しております。
本園としては、園長の掲げる「基本的な生活習慣」「集団生活の基本的態度の育成」「英語に触れる機会の確保」等の重点目標を達成するため、教職員が一丸となって教育に取組んでおります。
また、小学校教育に向け、コミュニケーション能力の素地を養うためにネイティブスピーカーによる幼児英語教育の展開や英語教室をはじめとする、保育環境の充実にも努めております。
どうか、これからの広島城北幼稚園ご期待いただきますと同時に、今後とも本園を温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。